こんにちは、くうこです
今回は佐瀬工業所さんのガラスペンを徹底レビューしていきます!
カクノ万年筆と線の太さを比較してみたり、細字、中字、太字の書き心地の違いをご紹介します。
ガラスペンの生みの親である佐々木定次郎氏の技術を唯一受け継いでいる佐瀬工業所さんのガラスペンが一体どんな書き心地なのか詳しくレビューしていきます。
佐瀬工業所のガラスペン竹軸3点セットをレビュー!
私がガラスペンデビューに選んだのは佐瀬工業所さんの【ガラスペン竹軸セット】です。
細字、中字、太字がセットになった竹軸セットは、なんとお値段たったの3,300円(税込み)です。
めちゃくちゃ安くないですか!?
品質の良い日本製のガラスペンが1本たったの1,100円で手に入っちゃうんですよ!
ちなみに、竹軸セットの注文~開封までのレビューは私がメインで運営している画材ブログの方で詳しくご紹介しています。ぜひそちらも合わせて読んでみてください。
あわせて読みたい
ガラスペンのフォルムをご紹介
まずは簡単にガラスペンのフォルムを見ていきましょう。
私は竹軸セットを選びましたが、もう見た目が可愛くて大好きです!
ガラスペンと一緒に取り扱い説明書も同封されていたので、正しい使い方やお手入れ方法をちゃんと知ることができて良かったです。
あとここのシールとか、古き良き時代の日本にタイムスリップしたかのようなレトロなデザインに萌えます!!
ペン先は破損しないようにぶ厚いビニールキャップがかぶせられていました。
キャップを外すとこんな感じ!
竹軸も美しいけど、ガラスペンも大変美しいです♪
光にかざすと透明感も相まって本当に見事な美しさ!見ているだけで幸せ\(^o^)/
中字は透明なガラスが届きました!
透明だとインク本来の色を楽しめるので1本は欲しかったので嬉しいです!
太字は丸っこくて可愛い!
ちなみに通販の場合、ガラスの色はランダムなので届くまでのお楽しみです。
ガラスの色は7種類ほどあるのかな??
ガチャ的な感じで待っている間もワクワク感を味わえてすごく楽しかったです。
欲しかった色が届いた時にはもう本当に天を仰ぎながら『ありがとうございます』とつぶやいていました^^
実際にインクをつけて書いてみた
文具館コバヤシさんのオリジナルインク『さくらえび』を付けて試筆してみました。
透明なガラスだとやっぱりインクの色が透き通って可愛いです♪
書き心地は万年筆と全然違います!
硬いです!(当たり前)
インクフローはすごく良いので硬くてもストレスは感じません。むしろ楽しいです!
ずっと買おうかどうしようか迷ってましたが、買って良かった!
さくらえびのインクはこちらで紹介
細字、中字、太字の線幅を比較
それぞれの線の太さを比較してみました。
これだとどのくらいの線幅なのかイマイチわからないですよね。
なのでカクノ万年筆とも線幅を比較してみました!
カクノの線幅と比較してみた
字が汚くてすみません(;’∀’)
比較した万年筆
- カクノ(EF)…極細字
- カクノ(F)…細字
- カクノ(M)…中字
比較してみたところカクノFサイズ(細字)とガラスペンの細字が大体一緒の線幅でした。
何度も凝視して確かめてみましたが、ほぼほぼ一緒です!
カクノのMサイズ(中字)とガラスペンの中字もだいたい同じ線幅でした。
書き心地・使用感を比較
今度はそれぞれのガラスペンを実際に使ってみた感想をご紹介します。
細字
個人的にこの3本の中で1番文字が書きやすいです。
小さい文字も潰れにくくて1番汎用性に長けています。
紙には結構引っかかる感じでカリカリ系の書き心地。
カリカリするけど、インクフローはめちゃくちゃ良いのでスラスラ書けます。
中字
カリカリしますが、細字よりもなめらかで書きやすいです。
書き心地は中字が1番好きかな♪
5㎜方眼に漢字を書こうとすると高確率で字が潰れますが、ひらがなやカタカナ、そして英語なら特に問題なくさらさら書けます。
中字はインクの濃淡も楽しめて良い感じ♪
インクの色を楽しみたい時に使いたいです。
太字
めっちゃ太くて漢字を書くのが大変ですが、その一方でとってもなめらかな書き心地です!
紙への引っ掛かりも特に気になりません。
大きく文字を書きたい時にすごく便利。
インクの濃淡もキレイでしっかりと色を楽しむことが出来るので、私はよく色見本を作る時に使ってます。
SAILORの金木犀が可愛すぎる
今回試筆に使用したのはSAILORの金木犀です。
とっても可愛くてガラスペンの透明感とも相性が良いのですごく気に入っています。
秋の夕暮れのような、見ているだけで心が落ち着く色です♪
人気のお色なので文房具屋さんに行くと時々売り切れている事もありますが、基本的にどこの文房具屋さんにも置いてある老舗メーカーさんなので入手しやすいです。おすすめです。
佐瀬工業所のガラスペンの購入方法
佐瀬工業所は実店舗がないので基本的に公式HPのオンラインショップから注文します。
時々デパートや催事にて展示販売をしているみたいですが、中々現地へ赴くのは大変なので通販で購入できるのはありがたいですよね。
注文方法や送料、そして商品の開封レビューは以下のリンク先にて詳しく紹介しています。
開封レビューはこちら
届くまでに1ヵ月かかる
私の場合ですが、注文してから1ヵ月が過ぎた頃に届きました。
人気の工房ですし、一つ一つ職人さんが丁寧に手づくりしてくださっているので気長に待ちましょう♪
佐瀬工業所の詳細
- 【オンラインショップ】http://www.glasspen.jp/
- 【Twitter】@sase_glasspen
- 【Instagram】@sase_glasspen
私が個人的に好きなガラス工房を3つご紹介
現在では日本各地のガラス工房にて様々なガラスペンが生み出されていますが、個人的に好きなガラス工房や気になっているメーカーさんを厳選して3つご紹介します。
HASEガラス工房
埼玉県坂戸市にあるHASEガラス工房さんは本当に人気。
実は次に私が狙っているのはHASEさんのガラスペンだったりします♪
でも人気すぎて通販で販売されても瞬殺!
ちなみに私が狙っているのは文具館コバヤシさんとコラボしたこちら【静岡蜜柑】のガラスペンです。
抽選販売に泣き、通販の争奪戦で瞬殺されて…なかなかご縁がない(;^ω^)
いつか必ず蜜柑様をお迎えしたいです!!
HASEガラス工房
- 【公式HP】https://haseglassworks.business.site
- 【オンラインショップ】https://haseglass.thebase.in
- 【Twitter】@haseglassworks
- 【Instagram】@haseglassworks
哲磋工房
まるで魔法使いが使っていそうなファンタジックなガラスペンが素敵すぎる!
個性的で唯一無二のガラスペンを探している方におすすめです。
私も欲しいけど…価格的に今は買えそうにありません。
ガラスペンは買えないけど、とのりむさん(@TonoandLims)とコラボしたインクはいつか必ずお迎えしたいです!
哲磋工房
- 【公式HP】https://www.studio-tessar.com/
- 【オンラインショップ】https://helico.theshop.jp/
- 【Twitter】@studio_tessar
- 【Instagram】@studio_tessar
まつぼっくり
上記2つの工房は人気すぎて中々手に入りづらい。
いますぐガラスペンが欲しいんだって方にイチオシなのがまつぼっくりさんのガラスペンです。
こちらも大変人気があり、公式通販サイトではSOLD OUTが目立ちますが、シンプルなデザインのガラスペンは比較的安価でしかもAmazonや楽天市場などでも気軽に買えるのでおすすめです!
またペン先の修理や調整にも対応してくれるので安心して長く愛用できます。
まつぼっくり
- 【オンラインショップ】https://shop.matsubokkuri.biz/
- 【Instagram】@gs_matsubokkuri_officialshop
この他にも素敵なガラス工房が日本にはいくつかあるので、ぜひ地元のガラス工房を探してみてください
まとめ
職人さんが一つ一つ手作りしたガラスペンは正に芸術品です!
インク沼にハマると絶対に1本は必要となってくるので、ぜひ地元のガラス工房などを訪れてご自身に合ったものを探してみてください。
それではまた次回(^^)/